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はたらく
●Vol7. スポーツメンタルトレーニング指導士補
WBM会員No.251 のWITHさん。2歳の女の子を育てながら、スポーツメンタルトレーニングの資格を活かし、専門学校講師、メディカルクリニックスタッフ、e-ラーニング講師として多方面にその活動を広げています。ちょっと耳慣れないお仕事ですが、くわしくお聞きしました!

Q スポーツメンタルトレーニング指導士って聞きなれない資格ですが、どんなもの?
近年、スポーツ選手の競技力向上を目的としたメンタルトレーニングが盛んに行われるようになりました。精神的な分野でのトレーニングのことですね。日本ではこの専門分野がまだ確立されていなかったのですが、その指導者を公的に認定する機関(日本スポーツ心理学会認定)がここ数年でつくられました。主に、大学院でスポーツ心理学あるいは関連領域(体育・スポーツ科学、心理学など)を専攻し修士号を取得した人を対象として、日本スポーツ心理学会に所属し、講習会を受けたりして認定される資格です。

Q WITHさんは、今どんな仕事をしているんですか?
いろいろやっているのですが(笑。専門学校の講師では、これからスポーツの現場で働く、つまりインストラクターや幼児教育、各種スポーツのトレーナーなどを目指している、学生にスポーツ心理学をベースに健康心理学などを教えています。
メディカルクリニックはこれから始動するのですが、ケガでリハビリ中のスポーツ選手などに選手の悩みや能力発揮のための心理的なサポートをしていくことになると思います。

Q WITHさんは、今のお仕事につくまでをどういう道をたどったの?
私は、大学時代に空手に出合い、自分がスポーツ選手として鍛錬していくなかで、「スポーツ心理」というものの大切さを身をもって感じました。そして「スポーツ心理学」を深めたくて大学院に進学しました。結婚前には、大学の助手をして就職、専門学校の非常勤講師やスポーツ外来でのメンタルサポートなどをしていました。
 結婚を機にすべての仕事をストップ。その後、出産。子供が2歳になる今まで子供と一緒に遊びまくりました(笑。
 その後、スポーツセミナーに参加して講師の方と知り合ったことで、専門学校の講師の話やメディカルクリニックへの話などが進みました。

Q 結婚ですべて仕事をやめてしまったWITHさんですが、その後仕事に復帰するきっかけはなんだったのですが?
夫から資格をとれば…というアドバイスも手伝って「簿記」の資格なんかも勉強したりしましたが、何か違う。。。そんな「自分さがし」を出産後、1年ほどしてました。育児サークルなんかもつくってみたし。区役所の会議やさまざまな自己啓発講座とか…でもそれは直接的には仕事にはつながらないけれど、「やればできる」「私にもできる」という自信になりました。

子供との遊びを通して、「スポーツ」の大切さに気づくことができたし、私には「スポーツ−これしかない」って再確認できたし。それでネットでみつけた「スポーツセミナー」にも参加してみて、そこで出会った講師の方に直接メールしてみちゃったり…。その時期、すごい燃えに燃えてた(笑。

私にとっては、この数年は次のステップへの自分を見つめなおす、自分のしたいことは何かを考え直す、よい期間だった気がします。その行動がきっかけで、講師の方から専門学校の講師のお話がきたり、NPO法人を紹介してもらったり…と話が進みました。

Q お子さんとお仕事の兼ね合いはどうですか?
今年の2月から仕事が決まったので、今は週に1・2日預かってくれる保育園を探しました。週に1回はおばあちゃんの家に預かってもらっています。

今までもいろいろな託児やいろんな人と交流する経験している娘なので、意外とあっさり保育園にもなれて、後ろ髪ひかれることなく仕事に没頭できます。

Q 今育児と仕事の中で、心配なことはありますか?
子供の健全な育成のための…とかかげる仕事でもある私の仕事ですが、仕事に没頭しすぎて、自分の子供のメンタルに支障がないように気をつけたいと思っています。

あと、仕事場と自宅が離れているので、子供が急に病気になったときなど対処ができないことかな。

Q 仕事をしているときはどんな気持ち?
正直、子供のことは忘れてます。頭は完全に切り替わっていますね。専門学校では自分自身の好きなこと、伝えたい思いを伝えることができる仕事をしているので、その場にいられることが何より幸せです。今は自分の中から湧き出る「やりたいこと」にたどりついているので、仕事が楽しいし。自分の存在価値なるものも確認できている感じ。ないものから何かを作り出すという作業が今はいちばん楽しくて、アイディアがどんどん沸いてくるんです。

Q 今後はどのように仕事を発展させていきたいですか?
スポーツ心理学ってまだ認知が低いのが現状なので、もっとたくさんの人に知ってほしい。例えば、中学生とか高校生でも一部熱心な先生や指導者はその方法を取り入れたりしていますが、これは一流のアスリートだけのものじゃないんですね。だから、たとえばe−ラーニングとかを使って、もっと身近に触れられる活動をしていきたい。
 子供から大人まで、心と体の健康づくりを応援、支援するためにするスポーツサービス…栄養学とかトレーニング論、心理学などをトータルに提供する仕組みづくりを目指していきたいですね。個人だけでなく、教育や医療、福祉関係者、スポーツ産業のなかでの人材育成やスポーツ教育的なことを実現できればいいな、と思っています。

つねに行動してチャンスを得てきたWITHさん。しかるべきときに、チャンスが訪れるのは単に偶然ではなく、明確な意思があったからだったのでは?と感じる取材でした。自分のできること、自分の好きなことを追求することで、今の自分にたどりつく。これからも夢に向かって一歩一歩の前に進んでいってほしいです。WITHさんのブログはコチラ

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